バースプラン

妊娠・出産

みなさん、こんにちは。助産婦のチエコです♪

もうずいぶんと名が知れた『バースプラン』。

聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

バースプラン

出産というのは人生の一大イベントの1つ。

この出産を人任せにせず、自分らしく、自分の満足のいくものにしてもらいたいな、とつくづく思います。

厳しいことを言うようですが、『病院で無事に産めればいい』『医師や助産師に任せる』といった考えでは、“自分らしい、自分の満足のいくお産”にはならないと思います。

では満足のいくお産とは何なのか、自分はどんな風に赤ちゃんを迎えたいのか。それを思い描き、そのためにはどうしたらいいのか、どうしたいのかを具体的にまとめた計画がバースプランです。

『バースプラン』とネットで調べると、いろいろと出てきます。中にはこんな内容を書きましょう、といった内容が箇条書きで書かれています。

そんなネットの情報を使うのも1つでしょう。

でも、単に箇条書きの項目に答えていくだけではなく、1つ1つの質問をよく考え、自分のこととしてイメージしてもらいたいのです。

バースプランを考えるには、自分が望む出産が具体的に頭の中に描けないと難しいと思います。また、それを実現させるためにはどうしたらいいのかということも具体的に頭の中で描き、実行していく必要があります。

自分の心地よい環境を作るには何が必要で何が不要か考えてみてください。

例えば、出産時の立会い。

パートナーに立ち会ってもらうのか、パートナーのご両親にも立ち会ってもらうのか、自分の両親にも立ち会ってもらうのか。

出産の様子を具体的にイメージし、自分が心地の良い環境で出産している自分を思い浮かべた時、誰が自分のそばに寄り添っているのか。逆に、誰がいたら心地よく感じられないのか。

そこを考えると、単に答えを出すだけではなく、それを実現させるために出産時の立会いについて、出産前に家族で話しをしていく必要があるかもしれませんね。

また、現代のお産は医療介入が増えています。ですが、どの医療介入も産婦さん自身の同意がなければされません。

この、医療介入。どんな医療介入があるのか、どうしてそんな医療介入があるのかを知っていないと、そのことについてのバースプランについて考えるのは難しいですね。

医療介入といえば、無痛分娩をしたいと思っている、という話をほぼ毎回の座談会で聞きます。この無痛分娩についても、ただ痛みを取るだけではない、赤ちゃんや自分への影響は何なのかを考えた上でバースプランにあげていきたいですね。

バースプランはあくまでプラン

最後に、バースプランはあくまでプランです。

自分がどんなに具体的に出産のイメージを持っていても、実際にその通りにはいかないことが往々にしてあります。

そのことを理解し、プラン通りにいってもいかなくても『満足のいくお産』になってくれたらいいな、と心から思います。

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