赤ちゃんに着せる衣類

乳幼児

こんにちは、助産婦のチエコです♪
メルボルンは冬真っ只中。。年々寒さが増しているような気がするのは私だけでしょうか??

うちの子たちはどちらも5月生まれ。冬の寒い時期に昼夜を問わず母乳をあげていたなぁ、と思い出します。こんな寒いメルボルン。

赤ちゃんたちの体温調節はどうしてあげるのがいいのでしょう?

赤ちゃん、とひとくくりにはできないのが答え、かな。

生後3か月までの赤ちゃんは大人より1枚多く着せるのが基本です。

赤ちゃんが寒いか暑いかの判断は、赤ちゃんの胸や背中を触ってみて、暑すぎないか、寒すぎないかを判断します

生まれたばかりの赤ちゃんは汗をかけません。なので汗をかいて体温調節をする、ということができないんです。手足を触ると冷っとすることがあるかもしれませんが、胸と背中が暖かければ大丈夫です。

赤ちゃんの頭と手足は体温調節に大切な身体の部分。なので、帽子や靴下、手袋は基本的に必要ありません(暑すぎになってしまうかも)。特に、ヒーターがついているような温かい屋内で帽子や靴下は不要ですよ。また、帽子をかぶったまま寝ると身体が温まりすぎてしまうので、寝ているときの帽子は一切いりません。

もし屋外が今のメルボルンのように寒く、そんな中、ベビーカーでお散歩、というような時には暖かくしてあげてくださいね。

また、生まれたばかりの赤ちゃん、特に予定日よりもずいぶん早くに生まれた赤ちゃんや2500gを切って生まれてきた赤ちゃんは寒さに弱いです。暖かくしてあげてくださいね。

夏に出産をされるお母さんが腕や脚が出るような衣類を病院に持ってくることがしばしばあります。真夏に生まれる赤ちゃんでも、やはり初めは腕や脚を覆える長袖、長ズボンが基本です。暑いときこそ、クーラーなどで屋内は案外寒いもの。赤ちゃんが冷えないように気を付けたいですね。

生後3か月を過ぎれば、今度は大人よりも1枚少なく着せるのが基本です。

汗もかきますから、肌にあたる衣類は木綿のもので、やはり身体を触ってみて着ている服が適切かどうかの判断をします。この着せる枚数の基準は、基本的に季節を問わず共通です。

言葉で伝えられない赤ちゃん、子どもたち。適切な衣類で上手に温度調整をしてあげたいですね。

タイトルとURLをコピーしました