一人で抱え込まないで。「しんどい」を感じたときに知ってほしいメンタルケアのヒント

子育て

先日、3ZZZ Japanese Program 92.3FM 日本語放送に、メルファミ!メルボルン子育てひろばを代表して、章乃さんと一緒に出演させていただきました。

番組では、メルファミ!の活動紹介に加え、一緒にご出演させていただいた心理カウンセラー(精神科医)のMariko’s Wellness まり子さんに、メルボルンでの子育ての体験談や、海外で子育てをする中で感じる不安や悩みについてご相談いたしました。

今回の出演は、私たちの活動や領事館での離婚セミナーのサポートやオンラインお話会の取り組みをご覧になってくださっていたHikaru Kusaka さんが、「今悩んでいる方の力になれる時間を届けたい」と声をかけてくださったことがきっかけでした。

私自身もに「産前にこの話を聞いておきたかった!」というお話だったり、私たちの体験談もありのままでお伝えさせていただいたこの放送が、誰かにとって「一人じゃない」と感じられるきっかけになり、少しでも心が軽くなる時間になれば嬉しいです。下記のリンクからお聞きいただけます。

「頑張りすぎていませんか?」

海外での生活、妊娠、出産、そして子育て。本来なら幸せな出来事のはずなのに、「毎日がしんどい」「笑えない」「なんだか苦しい」と感じることはありますか?

実際にラジオ収録中に私の産後うつのお話もさせていただきました、あの時はどうすればよかったんだろう?と思うこともあり。精神科医・心理カウンセラーのまり子先生にお話を伺いました。

人生の大きな転機(出産や結婚、移住など)は、一般的には喜ばしいことと捉えられがちです。しかし、「嬉しいはずの出来事なのに、毎日が苦しくて楽しく笑えない」状態が続いているとしたら、それは心と体のバランスが崩れ始めている大切なサインだそうです。

「母親だから頑張らなきゃ」
「みんなできているから私も」

そう思ってしまいがちですが、苦しい状態が続くのは、心からのSOSかもしれないということでした。

メンタルヘルスの不調や、孤独感・孤立感というものは、外側からはなかなか見えにくいものです。だからこそ、本人が自力で気づいてSOSを出す前に、周りの人が変化に気づき、積極的に声をかけることが大きな救いになるそうです。

周りの人ができること

まり子先生は メンタルの不調は外からは見えにくいものだからこそ、
「最近どう?」
「大丈夫?」
そんな何気ない一言が、大きな支えになることがあるとおっしゃっていました。

どこでもいいから、まずは最初の一歩(SOS)を

家庭の悩みや子育ての苦しみに、誰にとっても共通する「たった一つの絶対的な正解」はありません。だからこそ人は悩み、立ち止まってしまいます。

大切なのは、苦しいときに助けを求めることは、決して「甘え」でも「悪いこと」でもないということ。

どこに相談すればいいか分からなくても構いません。地域のコミュニティ、信頼できる医師(GP)、専門のカウンセラー、どこでもいいので、まずはあなたの抱えている問題を言葉にして外に出してみてください。

あなたがSOSさえ出してくれれば、そこから適切な専門家やサポートのネットワークへと繋がっていくことができます。一人で抱え込まず、まずは小さな一歩から始めてみませんか?

※本記事は、コミュニティラジオ「3ZZZ」日本語放送のゲストトークでお話しされた、精神科医・心理カウンセラーのまり子先生のアドバイスを基に構成しています。

個別のメンタルヘルスに関するご相談や、医療的な診断・治療等については、かかりつけの医師(GP)や専門の医療機関へご相談ください。

心理カウンセラー(精神科医)のMariko’s Wellness まり子さん

日本の精神科医・公認心理師として約20年の臨床経験を持ち、現在はメルボルンを拠点に、海外在住日本人を中心とした心理カウンセリングやセミナーを行っています。不安やストレス、子育て、海外生活、女性のライフステージなど幅広い悩みに寄り添い、一人ひとりが「自分らしい人生を歩む力」を取り戻せるよう支援しています。また、予防と早期介入を大切にし、誰もが気軽に心の健康について相談・学べる環境づくりを目指して活動しています。

https://www.marikos-wellness.com/en

Hikaru Kusakaさん

南半球最大のメルボルン・コミュニティ・ラジオ局3ZZZ日本語番組(毎週日曜日12:00)で、2020年からボランティア放送メンバーとして活動しています。また、メルボルン最大のお花見スポットBanksia Parkで春に桜を咲かせるための管理をしているCherry Friendsの活動にも参加しています。

メルボルンに住み始めたのは2003年。子供が自立し、会社都合の退職を機に進路変更。介護資格を取得し、ホームケア・ビジネスを起業しました。メルボルンの高齢者や障がいのある方をご自宅でサポートしながら、政府の高齢者支援制度についてのセミナー講師や相談も受けています。困っている親御さんを助ける息子のような気持ちで、ご本人やご家族が安心して過ごせるようお手伝いしています。

メルボルンの日系コミュニティ・グループのイベントにも顔を出し、ボランティア活動にも協力しています。

https://www.hikaru-careservices.com/

クラーク伯子

ライフコーチ、デザイナー 2児のママ
企業法人、個人向けにコーチングとデザインで魅力と可能性を引き出し、理想の未来を創り上げるお手伝いしています

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