入院バッグ 赤ちゃん編

妊娠・出産

こんにちは、助産婦のチエコです♪

妊娠後期に入るとそろそろ入院準備を始めようかな、と思う方も多いのではないでしょうか?さて、何を用意したらいいのでしょう?

入院バッグ 赤ちゃん編

用意するものは出産病院や個人的に必要なものによって違ってきますが、基本的なところを紹介しますね。

今回は、赤ちゃん用品。

  1. 赤ちゃんの服
  2. おくるみ&掛け物
  3. おむつ/おしりふき
  4. 帽子・手袋・靴下(必要に応じて)

1つずつ見ていきましょう。

1.赤ちゃんの服

日本では入院中の肌着は提供してくれる病院が多いですが、こちらでは用意されていません。自分で用意します。

季節に関係なく赤ちゃんは大人より1枚多めの服を着るので、最低2枚は着せます。ボディスーツとその下に着せる下着(季節により長袖だったりタンクトップだったり)が必要です。

夏の出産の場合、手足が出るボディスーツを用意している家族を見かけますが、夏でもできたら赤ちゃんの腕や足を覆えるものがいいと思います。

生まれたばかりの赤ちゃんは体内温度37度以上の暖かいところからエアコンやヒーターの効いた部屋に出てきます。寒いんです。

それに赤ちゃんは私たちと違って皮下脂肪がないので保温もうまくできません。

あたたかくしてあげることが大切になります。

季節によって素材を選んであげましょう。

直接肌に触れるものは綿素材のものがいいでしょう。

日本では前合わせの短着や長着、もしくはロンパースを着せますが、オーストラリアではあまり見かけません。

新生児の扱いに慣れていない場合は確かに前合わせの物の方が着せやすいかもしれませんね。

ただし、はだけやすいので、私は個人的にはこちらで手に入るかぶりの下着にファスナーのボディスーツがおすすめです。

こちらのものを使う場合はサイズ0000がいいでしょう。

サイズ000は0-3か月、とありますが、新生児には大きすぎることがほとんどです。

日本人の場合、生まれてくる子が小さ目なことが多いです。その場合は00000が必要になるかもしれませんが、生まれてから買い足しても問題はないと思います。

入院期間にもよりますが、最低でも3-4枚ずつ用意しておくといいと思います。

というのも、生まれたばかりの赤ちゃんたち、おなかの中で飲んでいた羊水やおっぱいを吐くことが多く、予想以上に服を汚します。

また、おむつ替えも慣れないうちは服を汚してしまったり、おむつ交換の途中でおしっこをしてしまったり、と汚れる機会が多いです。

私立病院での出産で、入院中に洗濯を頼めない場合はもう少し必要になるかもしれません。

2.おくるみ&掛け物

それから、赤ちゃんのおくるみ。SwaddleとかWrapとか呼んだりします。

Swaddleだと赤ちゃんを袋の中に入れるような感じです。赤ちゃんのサイズによって違ってくるので、使える期間は短いです。

Wrapの場合は1枚の布で赤ちゃんを包む感じです。こちらのほうが長期にわたって重宝します。季節によってMuslinやFlannelなど、素材を選びましょう。Swaddleを用意していてもそれだけでは寒いことがあるので、WrapかBlanketも用意しておくといいと思います。

3.おむつ/おしりふき

おむつはたいてい病院で用意されていますが、私立病院での出産の場合はもらえる1パックでは足りなくなることが多いです。新生児サイズのおむつも用意しておくといいでしょう。

おしりふきは用意されてないことが多いので、1パック用意しておくといいですよ。

4.帽子・手袋・靴下(必要に応じて)

そのほかに、どうしても必要ではないけど用意しておくといいものとして、赤ちゃん用の帽子とミトンです。

帽子は季節によって綿か毛のものかを用意します。基本的に赤ちゃんは室内では帽子は必要ないので、生まれてすぐからの24時間と退院して家に帰るまでに使うことになります。

赤ちゃんたちは手足や頭で体温調節をします。なので必要以上に頭や手足を覆うと体温が上がってしまいます。ですが、生まれたばかりの赤ちゃんが顔を爪でひっかいてしますのが気になるようであればミトンや靴下などを手にかぶせてあげるといいでしょう。

最後に、哺乳瓶や粉ミルクは必要ありません。

次回はお母さんの入院準備品についてお話ししますね。

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